2011年4月17日(日) 【星になった鴨ちゃん】 ほっこりとした電車に揺られ、降りたこじんまりとした町。 買い物に行ってたであろうおばちゃん達。 金髪・黒服のホストらしき男達。 友達同士ではしゃいでいる女子高生達。 手を繋ぎ幸せ満喫のカップル。 嫌な事があったのであろうか、一人で何か文句を言っているおっちゃん。 小さな駅はそんな人達で賑わっていた。 4月にしては肌寒い渇いた空気。 自販機のコーヒーで冷えた手を暖める。 一服のタバコの煙りが高い空に流れていく。 キャリーバッグに腰掛けている俺は何処か心が晴れない。 ひとつ上の恩人とも言える男の突然の死。 いつも笑っていた。 やんちゃな目をしていて気持ちは優しい男。 大阪に行く時はいつも逢っていた。 「またいつでもおいで〜」 「上の部屋で寝たらええで〜」 「車で寝てたらヤバイで〜」 「身体に気ぃつけや〜」 まだ現実を受け入れられない俺。 でも精一杯唄った。 聴こえたかな… 終電間際のガランとした電車に乗り、窓にうつる俺。 いつもと同じよそ行きで無機質な顔。 今日は少しだけ笑ってみせた。 まだ、さよならは言えないな… ありがとう鴨ちゃん! [コメントする] [コメント(2)][更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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