2013年1月8日(火) 【カバー曲】 時々ライブ会場で、誰々の曲を唄って!とか、打ち合わせの時点でカバー曲を入れてほしいとか言われる時がある。 俺みたいに名も知れないミュージシャンにありがちな話し。 けれど基本的にそれはやらない。 やらないというよりも、できないと言った方が良いのかもしれない。 昔は昭和歌謡ユニットをやっていたから、曲を全く知らないわけではない。 当時からオリジナル曲はあったのだけれど、封印してカバー曲のみを唄っていた。 そして人前で唄ってお金を戴くようになってからは、人の曲を唄えなくなった。 何故かと考えてみたら、作り手の気持ちや想いが入っている曲を容易く唄うというのは、作者に対しても聴き手側に対しても失礼ではないかと思ったからだ。 それは、自分自身が曲を生み出しているから思えたことなんだろう。 ただ、自分の楽曲を他の人が唄うのは嬉しい。 なんて勝手なんだろう… そうは言っても、何曲かカバー曲を今でも唄っている。 それは散々唄い込んで、人前で唄っても自分の曲として唄える曲を唄わせてもらっている。 結局のところ、中途半端な気持ちで他人の曲を唄えないということ。 前半に書いたように、作者に対しても聴き手側に対しても失礼ではないかと思うからだ。 ステージを降りた後の打ち上げ等で唄うのは話しは別。 ステージに立ってお客さんからお金を戴く以上、ちゃんとやるのは当然のこと。 それがホールであろうが、ライブハウスであろうが、小さなバーであろうが関係ない。 やることはひとつ。 ちゃんと唄を伝えるということなんだ。 そういうライブを求めているのなら、そういう歌い手をステージに立たせたらいい。 それはそれで良いと思うし、その方が良いライブになると思う。 そんなアーティストも知っている。 ただ俺には出来ないだけの事。 ポスターやフライヤーに「濱ノ屋与太郎LIVE」と記載されている以上、俺のステージを精一杯に届けたい。 若輩者が偉そうな事を書いてきたが、それが俺の正直なステージに対する想い。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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