2019年4月12日(金) 【娘へ】 〜娘へ(届かない手紙)〜 お父さんの身勝手な行動で、逢えなくなってしまった娘。 今はもう20代半ばになるね。 お前が中学生の頃の記憶しかないよ。 時々出てくる夢はお前が幼少の頃。 実はお前の事を書いた曲が一曲あるんだ。 最初に作ったアルバムの一番最後の曲。 完成した時は、お前の家へ持っていったね。 でも、その曲がお前の曲だとは言ってなかった。 その曲、けっこうみんなに愛されていてね。 唄うたびに口ずさんでくれたり、涙流して聞いてくれるんだ。 何百回とライブをやる度に必ず唄ってきたんだ。 今でも唄ってる。 その曲が回りまわって、お前の耳に届かないかなと思って…唄ってきた。 でも売れていないしがない唄うたいだから、全くもってラジオやテレビでは流れない。 でも、きっと届くんだろうなと、、、毎回毎回思ってお父さんは唄っているんだよ。 唄うとお前の顔が、そして当時一緒に行ったあの場所が蘇ってくるんだ。 お父さんの身勝手な行動でお前とは逢えない。 これから先も、もう逢うことはないだろう。 そして、きっと逢いたいとも思ってはいないだろう。 でも、この先お父さんが死んじゃったとしても、お前の作品は残っているからね。 みんなに愛されているその曲は、ずっと残っているからね。 いつかお前の耳に届くように。 そして… お前はとても目が綺麗な子だ。 ずっとずっと輝き続けてくれ。 ずっとずっとまわりを明るくする子でいてくれ。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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